Aloha!スポナビハワイA-1です。
3月下旬のロックダウンから3か月が過ぎ新しいライフスタイルに誰もが順応してきたのではないでしょうか?
ハワイは6月30日まで自宅待機要請が続いていますが、車の交通量もだいぶ増え、お店も地元ローカル向けにマスク着用や人数制限という条件のもと今月からオープンし始めました。でもいつも通りのハワイに戻るにはもう少し時間がかかりそうです。そんなハワイの最新レポートです。
<ハワイの今>
6月に入り、ヘアサロンやレストラン、小売店、スポーツジムなども条件付きで営業を再開、ハワイ隣島間の移動も許可されるようになり、地元経済復活が始まりました。
ただ自宅待機で制限されていた5月に比べ、6月後半は大家族の家庭やナーシングホームでクラスターなどが発生し感染者数は増えてきていますが、イゲ知事をはじめ州政府も経済復活と感染者抑制のバランスを取りながら徐々にコロナと共生する方向性で進んでいます。
<ハワイの観光業の現状>
地元経済は徐々に戻りつつありますが、ハワイは観光業で成り立っているということも事実。
6月24日にイゲ知事が、8月1日よりハワイ到着前72時間以内にPCR検査で陰性の旅行者はハワイ到着後2週間の隔離を免除すると発表しました。
そのプランは夏の観光地アラスカ州でテストしている方式を参考にしてるのですが、その結果まずはアメリカ本土でPCR検査が簡単にできる州からの観光客が先にハワイにくることになるでしょう。
海外からの観光客のことを特に知事は言及していませんでしたが、日本では旅行前にPCR検査を簡単に受けられないということと、旅行後日本に帰国する際14日間自主隔離という日本の検疫を解除してもらえないと大幅な復活は正直厳しいでしょう。
でもまずは大きな一歩、毎月少しずつ進んで行くしかないですね。
ちなみに昨年ハワイを訪れた観光客は1日平均ざっくり3万人弱。現在は1日500人ですから2%にもなりません。
<ハワイのグッドニュース>
アメリカ国内のニュースを見ていても、ハワイは本当に素晴らしい州だなと思うことが多いです。
コロナに対する予防を意識している住民が多く、ほとんどの人がまじめにマスクを着用。
ビーチや公園などパブリックスペースでも6フィートの距離を守り、ジョギングなどをしていてもすれ違わないように走るコースを少し変えるなどお互いルールを守ったライフスタイルが定着しつつあります。
コロナとはちょっと話が違いますが、黒人のジョージ・フロイドさんの不幸によって起こった人種差別への抗議運動はハワイでもありましたが、他の州で起こったような暴力や破壊、略奪などはなく皆粛々と抗議活動をしていました。
失業者も増えていて小さい犯罪は増えているのかもしれませんが、暴動や略奪なども少なく、他の州に比べて本当にハワイ住んでいてよかったなと思います。これぞ、アロハスピリットです。
<ハワイのスポーツイベント今年の行方#3>
7月ぐらいから復活してくると期待していましたが、7月末までのスポーツイベントはほぼ中止。
6月15日アップデートされたホノルル市のガイダンスでイベントは、室内で50名、野外で100名未満のイベントは許可されますが、それ以上大きいイベントは許可がでないのでそれがいつ解除になるか次第です。
よってもうしばらくイベントが開催できない状況が続くかもしれません。
9月27日のハワイ最大のサイクリングイベントであるホノルルセンチュリーライドぐらいから是非とも開催してほしいと願っています。
そして11月15日のホノルルトライアスロン、12月13日のホノルルマラソンと続いてほしいですね。
<ハワイで今楽しめるスポーツ>
もともと個人的に健康のために運動するジョギング、ハイキング、サイクリング、サーフィン、カヌーカヤックなどのオーシャンスポーツ、ゴルフ、テニスのほか6月からはバスケットやスケートボードパークなどホノルル市のほとんどの公園でのスポーツが、10名以下のソーシャルディスタンスを条件に許可されています。
スクラムなどで密になるラグビーとアメフト以外の野球、サッカー、水泳などの大会も7月3日より開催できることになりました。
僕らのトライアスロントレーニングチームも10名以下で集まることが許されたので、週3回の練習をスタートしました。
<観光客がいないからできる面白いイベント>
(Photo Courtesy to Miju
https://www.facebook.com/miju.kim./)
ホノルル市とHBL(ハワイバイシクルリーグ)が6月14日から7月5日の毎週日曜日朝6時から12時までカラカウア通りを歩行者天国みたいに市民に開放するイベント”Kalakaua Avenue Open Street Sundays!”が開催されています。
散歩、ジョギング、自転車、スケートボードなどでみな自由に参加できるイベントでこれは観光客がいないからこれだけ長時間大通りを通行止めしても文句がでない面白いイベントです。通りに面するロイヤルハワイアンショッピングセンターにファーマーズマーケットが出店していたり、モアナサーフライダーにあるローソンではシェイブアイスなどスナックを売っていたり3月末から6月30日まで自宅待機が続く市民は久しぶりのイベントを楽しんでいます。
参加する方はもちろんマスクを忘れないでくださいね。
詳しくはこちら。
<A-1僕の生活>
僕は、相変わらず早寝早起きの生活をしていますが、いろいろ将来の楽しいライフスタイルを妄想しています。
ハワイもいいけど日本もいいなとか、仕事もいいけど、まだまだやっていない楽しいことがあるなとか。
ビジネス的にはもちろん厳しいのですが、心配してもなるようにしかならないのがまた人生。
昔から願えば叶うといいますが、目標を立てるだけでなく、常に前向きに楽しいことばっかり考えていれば素晴らしい日々がやってくるでしょう。
<スタッフの近況>
Masa「アラワイゴルフコースのドライブレンジで、毎週練習中です!」
David「フードバンクのお手伝いをしました。」
Yasu「週1でゴルフラウンドしている今日この頃です。やはりハワイでするゴルフは最高なので、日本の皆さんにも早く楽しんでもらいたいなーと思っています!」
Tamami「ココナッツリーフでお魚とバラが編めるようになりました。最終的には帽子を編めるようになりたいです。」
日本は緊急事態宣言が解除されてほぼ元通りになってきているみたいですね。
ハワイは観光業を除きだいぶ戻ってきていますので、早く世界から観光客が戻る日が来ることを願っています。
最後に一句。
「Life is short,Do what you love. 人生は一度きり、好きなことを楽しもう!」
またスポナビハワイの近況レポートをお届けします。
Stay Positive & healthy!