こんにちは、ローカルランナーのYukoです。
47回目の開催となるハワイで最も歴史のあるランニングイベント、マウイ・マラソン2017が、例年の9月から1ヶ月遅い10月15日(日)に開催されます。 スポナビハワイでも受付を開始しました!そこで今回は、昨年のマウイマラソン模様をご紹介します。
マウイマラソンはレースの種目が多く、日曜日に開催されるフルマラソン、ハーフマラソン、そして前日の土曜日の5km、10km、1マイル(1.6km)と、豊富なレースカテゴリーが魅力で、開催地がカアナパリリゾートなので、ご家族やグループでの参加者が多い大会です。
各カテゴリーの紹介をいたしますと・・・
5kmは後半坂がありますが、ランナー同士、2回すれ違えるので、走っていて楽しいコースです。
10kmとハーフマラソンは距離が短いので、結果を見てちょっと嬉しいレースです。
フルマラソンは14km辺りから10km程かけて山越えがあるのが特徴です。
5km、1マイル、ハールマラソンの3種目、もしくは10km、1マイル、フルマラソンの3種目の総合タイムを競うウォーリアーズ・チャレンジというシリーズでの表彰もあるのですよ。例年、日本人の方が入賞していらっしゃいます。
昨年はウォーリアーズチャンレンジに参加してみたい気持ちもありました。でも、2週間前にカウアイマラソン、そして1週間前にはホノルルマラソン準備シリーズの20kmレースと続いていたので悩みました。そして休みも2日しか取れない。2013年、2014年は朝一番の飛行機でホノルルを出発し、ギリギリだけれど5kmのレースにも参加していたので土日だけの休みでも参加できることは分かっていましたが、今回は無茶はせず、2015年と同様フルマラソンだけに参加することにしました。
2016年のマウイマラソンは、スタートが少し変わりましたが、例年通り、スタート地点にはトイレも十分にあり、オーガナイズされているのでストレス無くスタートができました。 また、9月にしては朝は涼しく、前半は追い風でしたね。
14km付近の峠に入ったところで、2016年の公式アンバサダー大谷遼太郎さんが車から応援してくれました。大谷選手は青山学院大学出身、箱根駅伝ではスピードの2区で7人抜きのイケメンと一世風靡した方。現在は東京五輪トライアスロン種目でメダル獲得を目指すトライアスリートです。
2016年のホノルルハーフマラソンに、2011年のベルリンで世界記録を作ったパトリック・マカウ選手と共に招待選手として参加されていました。私もTeam Hawaiiの1人として参加したご縁があったので、覚えていて下さったのです。大谷選手はアンバサダーとして10kmのレースに参加して、1週間後に迫るご自身の大事なレースに向けて、ちょうど帰国するところなのでした。ハードスケジュールですね。大谷選手に元気をもらって峠を走ります。
そして下った25km地点。峠で脚は疲れているし、やっと終わったと思ったら向かい風となってくるので、ここからゴールまでの15kmがキツイのがマウイマラソンです。海岸沿いに続くはずのカアナパリが果てしなく遠くに見えます。脚をつってしまったランナーもチラホラ、そしてハーフマラソンの参加者も合流してきますので、お互い声を掛け合い、励まし合いながらゴールを目指します。
長いマラソン、痛いところがあったり、練習できなかったと後悔したり、励ましてくれた方を思い出したり、自分だけと向き合う時間も間もなく終了です。 今回も様々思いながら走りましたが、それでも、いつものようにゴールはとっても嬉しくて、笑顔の写真が記念に残りました。
表彰式では沢山の日本人ランナーが入賞されていましたよ。
海外に住む私としては、日本人の活躍はとっても嬉しいのです!
ハワイでも既に有名人となっている通称白鳥さんとも再会、今年は視覚障害を持つランナーの伴走ランナーとして参加されていました。話しているだけでポジティブにしてくれる素敵な方です。
ゴール後、オリンピック銀メダリストの有森裕子さん、そしてホノルルのトライアスリートで、いつも励まして下さるShoko Foxさんとパチリ。日本からのツアーの引率、運営側、レース参加者と、それぞれ違った立場でのマウイマラソン参加でしたが、それぞれが満足で楽しそうなワンショット!
レースディレクターも変わり、10月開催となるマウイマラソン2017。心待ちにしているレースの一つです。