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今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

2016年10月11日   Number of views (3628)  アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ

初めまして!スポナビレポーターのSeikoです。アイアンマンとは、トライアスロンの中でも一番長い距離のレース。スイム3.8km、自転車180.2km、ラン42.2km合計約226kmを駆け抜ける、まさに鉄人のためのレース。さらに世界中のアイアンマン・シリーズの中でも上位選手のみに出場権が与えられる「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」がハワイ島の西側に位置するカイルアコナで2016年10月8日(土)に開催されました。

もともとハワイ島はパワースポットでも有名な島ですが、世界中から選び抜かれた選手達がこの島に集まると、さらなる大きなエネルギーを感じました。

トライアスリートなら誰もが憧れる、この「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ」。私もいつかは出場してみたい!とはいえ簡単にはいかないので、今回はレース後のアスリートをケアするマッサージのボランティアとして、この地にやってきました!

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

当日の天気は・・・晴れ!選手の熱い気持ちが表れているかのような、真っ赤な朝焼け。エリート男子、エリート女子、エイジ男子、エイジ女子の順番にスタートです。合計2,422名の参加者です。

エイジ男性が一番多く、スタート地点で何百メートルも横に広がっていました。遠くからみていても自分の場所をしっかりとキープしているようでした。

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

号砲とともにスタート。選手達が一直線に進んでいく姿はとても美しい。ただ見た目とは裏腹。バトルしながら選手たちはマイポジションをしっかりとキープしながら進んでいたんでしょうね☆

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

バイクコースは意外とアップダウンが多いコースです。また当日の天気は晴れ。ハワイの陽ざしは10月と言えど強烈。日陰もなく、暑さで体力を消耗している選手がたくさん見受けられました。トップの選手は正午前には、ランパートに入っていましたが、暑さでとても苦しそうでした。

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

そして、日本を代表するトライアスリート白戸太朗選手もバイクを終わらせ、ランへ!昨年の大怪我(3週間前に落車してあばら骨6本と肩を2箇所骨折して完治していないのに参戦)から今年は元気に走っていかれました!この調子でいけばいいタイム?

レース会場前は、かなりきつい登り坂となっており歩いている選手もチラホラと見受けられました。と、そんな選手を応援している間に早くもトップの選手が帰ってきました!

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

2016年アイアンマン・ワールドチャンピオンシップに輝いたのは・・・
「ヤン・フロデノ」!! 昨年に引き続き今年もアイアンマン世界王者となりました!ちなみに上位3位が3人ともドイツ勢となりました!そして女子は記録を約6分も更新したスイスの「ダニエラ・リフ」。こちらも昨年に引き続いての優勝となります。この暑さで、素晴らしい!世界の王者はすごい!と圧巻です。そして次々と後続の選手がゴールゲートに帰ってきます。

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

ここからが、私たちマッサージ隊の出番です。私たち日本人のシフトは16:00~20:00だったのですが、18:00を超すと、長蛇の列ができており、なかなか抜けるに抜けれません(笑)

やはり暑さが影響されたのか、ボランティアに両肩を担がれてやってくる選手も多かったように思います。なにより「日焼け」!最近は、日焼け対策のために肩を出さないウェアが増えていますが、それでも腕が火傷状態なくらい日焼けをしている選手もたくさんいました。後半になればなるほど、運動時間が長いためが日焼けの状態がひどい選手が多いように感じました。

23:00前に私たちもゴール地点に移動。ラッキーにも一般の方が入れないゴールゲート近くでゴールを見届けることができました!23:00を過ぎると、本当に長い時間レースを戦った選手がゴールしていくので、その感動的なシーンに涙が止まりませんでした。本当に長い1日のトライアスロンという旅をしてきたんだなぁ、と感無量。写真では分かりづらいのですが、ゴール前は大勢の観衆が集まる長い長い花道になっていました。

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

そして日本人最高齢の「稲田さん」。昨年はあと5秒というところで制限時間を超えてしまいましたが、今年は昨年の記録を大きく更新して余裕を持ってのゴール!まさにレジェンドです!!また涙が止まりません!!

制限時間の17時間となる最終ゴールは24:10。1分前からカウントダウンが始まります。「1人でも多くゴールしてほしい!」と、今年のチャンピオンを含む多くの人が、ゴール付近で同じ気持ちで見守ります。すごいエネルギーを感じた1分間でした。ただ残念ながらこの1分間では誰もゴールはありませんでした。

今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」

そしてちょうど24:10が過ぎたところで、ファイアーダンスのショー!華麗なダンスで今年のアイアンマン・ワールドチャンピオンシップは幕を閉じました。本当に長いお祭りの1日が終わり、身体は疲れているのですが、ゴールでのエネルギーの大きさに、一晩中興奮して寝付けませんでした。

この感動はレースに出場する選手、観戦する人、ボランティアにとっても心に残る特別な日になります。写真を見る度に、また興奮してしまいます。来年もこの地に来たいと思いました。


今年も暑い戦いが繰り広げられた「アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ2016」
スポナビレポーター
株式会社 ストラーダ 京都店店長 厚海聖子
フィットネスジムでパーソナルトレーニングの技術を習得の後、整体師の仕事を経てストラーダバイシクルズ京都の店長に就任。自転車に最も大切なフィッティング業務を担当しており整体師の知識を活かした特徴的なフィッティングが人気。イベントではトレーナーの経験を活かしトライアスロンを担当。自身もアベレージアスリートとしてであるがトライアスロンに挑戦し続け、アイアンマンのフルディスタンスを2度完走している。