ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会!
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ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会!

2012年10月25日   Number of views (9182)  ハワイ島アイアンマン70.3

ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! ALOHA! Yossieです。

10月13日、ハワイ島カイルア・コナで、今年第34回を迎える「アイアンマン・ワールド・チャンピオンシップ」が開催されました。元々は1978年にオアフ島のワイキキで始まったというこのイベント、1981年にハワイ島カイルア・コナに移動され、現在もこの地で毎年開催されています。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! スポナビハワイでは、このイベントで、体力と気力を極限まで使い果たしたアスリート達のマッサージを受け持つオフィシャル・ボランティアとして参加された「アップコンディション」代表、辻亮氏と、ボランティア一員、奈良橋里江子さんの力を借り、ダイジェストをレポートいたします。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! 世界最高峰のトライアスロン・イベントは、スイム2.4マイル(約3.8Km)、バイク(自転車)112マイル(約180km)、そしてマラソン26.2マイル(約42.195km)という、聞くだけで恐ろしい過酷なレース。今大会では、世界中の精鋭アスリート達約2,000人以上の参加がありました。

まずは、カイルア・ピアでのスイムからスタートが切られます。スタート前、異様なほどの興奮と熱気が辺りにたち込めます。エリート群は朝6時30分、他の選手たちは15分遅れの6時45分からスタート。ゴールも同じピアです。こうして見ると、女子選手もかなり多いことに改めて気づきます。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! いよいよスタート!朝の澄んだカイルア・コナの海を、魚の大群のごとく、鍛え抜かれた体の選手たちが猛スピードで泳いでいきます。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! 速い選手はなんと50分ほどでスイムを終え、水着をバイク用のスーツに着替えて次のバイクランへと移行します。ここまでのトップは、アメリカのアンディー・ポッツ選手。タイムは50分32秒という驚異的なものです。

第一関門を終えてゴールした選手たちは、次々と自身のバイクに飛び乗ると、シャーッ、と目にも留まらぬ速さで駆け抜けて行きます。

自転車といえど、180kmという気の遠くなるような長いコースなので、ここでまた抜きつ抜かれつのレースが展開されます。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! バイクランのコースは、コナ・コーストを北に向かって走るもので、ハワイ島らしい火山岩のフィールドが延々と続く道をひたすら行き、コハラ・コーストからハヴィという小さな町まで行って折り返し、来た道を戻って、同じカイルア・コナで終わります。

スイムと合わせた好タイムで、ここでオーストラリアのピート・ジェイコブス選手がトップに躍り出ました。しかし、2、3位も僅差です。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! そしていよいよ最終競技のマラソン。カイルア・コナからスタートする42.195kmのフルマラソンです!それだけでもつらそうなのに、スイムとバイクランの直後。

こちらはバイクと同じクイーン・カアフマヌ・ハイウェイを走るコースで、最後はやはりカイルア・コナのアリイ・ドライブでゴール。アイアンマンレースで棄権者が多いのは、つらいレースであることももちろんあるでしょうが、プロのアスリートは入賞できないことを悟ると、次のレースのために体力を温存する目的で、その時点で棄権してしまうことも多いのだとか。マラソンは体力的にも精神的にもつらい競技なので、ここで実力の差が大きく出ます。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! 結果、見事に優勝を果たしたのは、オーストラリア出身の31歳、ピート・ジェイコブス選手でした。タイムは8時間18分37秒、2位には5分の差をつけた悠々のゴールです。プロ・トライアスリートの彼は、今回がアイアンマン初優勝だそう。

さて、女子の部では、マラソンの最後でドラマチックな逆転劇が起こりました。それまで1位を保っていたスイスのキャロリン・ステファンさんを、2位で追いかけていたイギリス出身で現在は米アリゾナ州在住のリアンダ・ケイヴさんが最後の3kmで抜いて優勝を飾ったのです。

リアンダさんのタイムは9時間15分54秒。男子を入れても、総合で46位という好タイムです。女子2位のキャロリンさんは1分遅れの9時間16分58秒、総合50位でゴールしました。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! 総合優勝したピートさんは31歳、女子1位のリアンダさんは34歳。アイアンマンほどのトライアスロンになると、体力だけでなく強い精神力がものをいうのでしょう。その点、30代か勝ったというのは何か精神的な成長度にも勝利の秘密がありそうですね。 ハワイ島コナで究極のトライアスロン大会! レースの後は、疲労の極限に達したアスリートたちが、マッサージのテントに押しかけ、辻氏率いるボランティアチームが大忙しに。次から次へとゴールする選手たちのスポーツセラピーを延々5時間も行ったそうです。皆さん、お疲れさまでした。



写真協力:アップコンディション代表 辻亮さん
取材協力:奈良橋里江子さん
参考資料:IRONMAN.COM
               


2012年10月25日公開